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zoom RSS iPod日記(51)-父の話

<<   作成日時 : 2006/03/02 22:35   >>

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 昨日もブログのアクセス数が好調だった。WebryBlogの方で新記録を更新した。gooの方も高めに推移している。
 昨日、両親の話を少し書いたついでに両親の話を書こうと思う。
 私の父は、船大工である。職人である。ところが、不幸なことに両親の青春時代は、終戦前の日本が戦争真っ直中であったために勉強どころではなかった。しかも、父は高等小学校までの学歴しかないため、所謂学問的な教養がない。文字は書けるが、本を読む習慣はないし、英語どころかローマ字すら読めない。専修学校に2年通っていた祖母や母の方がいくらか教養がある。その上、船大工は、時代の波で木造船の仕事が少なくなり、私が小学校3年ぐらいまで出稼ぎをしていた。4年生の時は腰を痛めて1年間療養生活をした。その後地元の造船会社に就職した。
 父の言動などから私は、船大工の方が家大工(やだいく)より技能的に難しく、高い能力を求められる職業だと認識している。父の船大工仲間には優秀な人がいるのだ。
 一方、私の田舎には日本でも有数の大きな規模のセメント工場がある。旧小野田セメント、今は太平洋セメントである。それが戦前からあるから、就職する気になれば、生活の安定という点では恵まれていた筈である。現に私の伯父や近所の人でセメント工場に勤めている人が結構いる。ところが、父はそれを蹴って船大工の道を選んだ。
 船大工には、「船降ろし」という進水式がある。家で言えば「建前」と同じだ。船主から造船所の船大工たちに盛大にお酒が振る舞われる。父は、その船降ろしの時に日頃のストレスを晴らすかのようにしこたま酒を飲んで来て泥酔状態で帰ってくる。そして酒乱になり、夜中中暴れたりしたりした。母は、物置に逃げて泣いていた。子供心にそれが恨めしかった。
 中学時代から高校時代の頃は、そんな父を軽蔑していた時もある。父みたいにはなりたくないと思った。尊敬するようになったのは、大人になってからだ。父の有能さを知ったのは、30歳を過ぎてからだろう。クルーザーを作ったことがあるし、退職して新しい家の裏に古い家の材料を利用して立派な小屋(外観は、住居と同じ)を作り、その一角に作業場をつくった。ここ数年は、木彫会に入り、暇があれば、作品を作っている。家に帰る度に新しい作品がゴロゴロと増えている。4,5年連続芸術祭で入賞して賞状を貰っている。色々なことが出来るのだ。ただ単に器用なだけではない。芸術的なセンスはさておき頭がいいのだ。数学的、幾何学的な頭脳は私より確実に優れている。祖母(父方)は、記憶力の優れた人で、和裁の大家であった。その祖母の父は、馬引きだったらしいが、優秀な人だったらしい。祖母の実家は、大地主だった。そこにその曾祖父は、婿入りした。その祖母の母の父、祖母の祖父も優秀な人で地域に貢献した人だったそうで、功労碑が建っている。
 その祖母が浜の方の地主の分家に嫁に来た。来た理由が奮っている。
「魚が好きだから、浜の方がよがっぺ」
祖母のDNAを受け継いだ7人の子供は、皆魚好きである。しかし、私は魚が苦手な母の血を引いて生臭い魚(鰹の刺身、イカの塩辛など)が苦手である。
 さて、今日聴いたPodcastでは、TBSラジオの「コラムの花道」で勝谷誠彦さんが元週刊文春の記者だったことと「堀江メール」の金の流れの件は事実である可能性が高いということを知った。Podcastの便利な点は、私のように生活の中でラジオで聴くことの出来ない番組を自分の都合のいい時に聴けることだ。それも自分の聴きたい番組だけを選んで継続的に聴けるのだ。音楽に関しては、iPodやiTunesは音楽の書庫みたいな役割を果たすが、音質はCD並みという訳にはいかない。音質重視なら、HDDの容量の多いものにするか、CD中心にオーディオ機器で聴いた方がいい。

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