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zoom RSS iPod日記(97)-少年時代の原風景

<<   作成日時 : 2006/04/17 21:36   >>

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 何日ぶりだろうか。久しぶりに爽やかに晴れた。歳をとってからは、寒さが堪えるから、春の到来を喜ぶようになったが、子供の頃は、春が恨めしかった。春はあまり好きではなかった。それは、北国で育ったからだろう。北国でも太平洋岸地方は、雪も少なく、冬の間はよく晴れてよく遊べるのだ。学校の校庭などは永久凍土のように凍っているから、遊びやすいのだ。それが、春になって寒さが緩むと解けて泥んこ状態になって遊びにくくなる。靴には泥がくっ付いて気持ちが悪くなる。そして春になると、天気が崩れることが多い。晴れが少なくなる。そして、これが大きいのだが、冬は、寒いが適度な緊張感があって気持ちがいいのだ。子供は風の子だから、寒さはあまり堪えないのだ。それが、緩むと調子が狂う。冬の間は、風邪など引かないでいたのが、春になると、体調を崩すことが多かった。
 小学生時代、私たちの遊び場は、家から100mぐらいのところにあった岸壁付近だった。近くにはイカ釣り船が2,3隻係留されていた。小さな製氷工場があり、漁船に氷を供給する場所があった。その近くには石油タンクがあった。漁船用のものだと思う。その先に、母が働いていた缶詰工場があった。あの魚を煮たような独特な臭いがいつもした。私は乳幼児の頃、母の働いていた缶詰工場に連れていかれて授乳されていたから、缶詰工場の臭いは物心が付く前から嗅いでいたのだ。その近くを国鉄の臨港線が通っていて、1日に1回ぐらい蒸気機関車がスイッチバックして来たものだ。
 その風景が10年ぐらい前の埋め立て工事で半分消えた。缶詰工場は残っているが、そこより手前側は、200mぐらい埋め立てられて5万トン埠頭が出来た。自分たちが遊んでいた岸壁は埋め立てられて県の管理する公園になった。近くには冷凍工場が幾つかあり、いつも冷蔵庫のポンプのモーターの音がする。そういう音と冷凍工場の臭いが私の故郷だ。
 だから、田舎と行っても田園風景とか川のせせらぎなどには縁がない。静か過ぎると眠れない。適度に音があった方がよく眠れるのだ。iPodを聴きながら眠れるのは、子供の頃の生育歴に関係あるのかもしれない。
 日記とはほど遠いものなってしまったが、少年時代の原風景を前から書いてみたいと思っていたのだ。
 

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