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zoom RSS iPod日記(371)-行商のおばさんと雑貨屋

<<   作成日時 : 2009/02/07 10:07   >>

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 40年ぐらい前の昔、自分がまだ子どもだった頃、実家に時々行商のおばさんが来た。よく覚えているのは、実家から100mも離れていない所に家がある片目が義眼のおばさんだ。息子さんが大工さんで父より少し年上だった。借家だったからかいつの間にか別の所に引っ越していなくなった。
 今で言えば歩くコンビニみたいなもので、細々とした雑貨を売って歩いていた。内職的な収入にしかならないだろうが、昔はこういう行商のおばさんや土曜市などで小金を稼いでいるおばさんがいた。毎年秋になると林檎を売りに来るおばさん、富山からやってくる行商のくすり屋さんも何人かいた。金魚屋さん、紙芝居屋さん、焼き芋屋さんなど、行商のおばさん、おじさんがいたが、いつ間にか姿を消して、今残っているのは、焼き芋屋さんとちり紙交換ぐらいなものになった。
 実は、私の両親は、近所の義眼のおばさんが縁談を運んでくれたと祖母から聞いている。昔はこういう風に行商のおばさんは、地域情報を運ぶ役目も果たしていたのだろう。花粉を運ぶ蜂のような働きもしていた。
 歩いて5分ぐらいの所にある公園の北側の国道沿いには子ども相手の雑貨屋さんがあった。1個10円ぐらいの細々としたものが売っていた。広さは3畳もあるかないかしかなかった。私たちの小遣いは10円だったから、10円を握りしめて買いに行ったものだ。今はこういう子ども向けの雑貨屋さんもあまりなくなってしまった。
 藤沢周平のエッセイ『ふるさとへ廻る六部は』を読んでいたら思い出した。
 今では子ども向けの雑貨はスーパーのお菓子コーナーにある。お菓子という名目の細かいおもちゃや小さい包みの駄菓子が所狭しと売っている。そこには買物に連れられてきた子どもたちが屯っている。私の息子も買物に行くと、必ずそこに行く。

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